参加者の想い

「私も何かできるかもしれない」

“むー”さん

私は、今回北上で行われたこのチャリティープロジェクトに参加することが出来て本当に良かったです。このお話を聞いた時、このようなプロジェクトがあると初めて知りました。私自身、ガン患者さん、ご家族の方に何をしてあげることができるのかどんなに考えてもわかりません。でも、このプロジェクトを通してなら私も何かできるかもしれないと思いました。

  私たちは、ルミナリエの設置のお手伝いからさせていただきました。たくさんのルミナリエをみて、多くの方の想いを絵や言葉を通じて感じました。本当にさまざまなものがありました。幼い子の書いたものは、絵からは子供らしさを感じるのに言葉からはとても重さを感じるものもありました。考え方や感じること、思いは、一人一人違うのでルミナリエを通じて伝えることは、とても大切なことだと思いました。私も、ルミナリエを書いたのですが、どんな言葉を伝えたらいいのかとても選択が難しかったです。少しでも多くのガンと闘う方、家族の方、辛い治療を乗り越えた方などに伝わり、少しでも力になれば良いなと思います。   

  このプロジェクトのリレーウォークにも参加しました。このリレーウォークは、24時間歩きリレーを繋げながら、ガンで苦しむ方のサポートをします。ルミナリエを設置した道を歩きました。たくさんの参加者の皆さんと歩いたのでより大きな思いでガンと闘う方へのサポートができたと思います。この中に参加して、今も闘う方、完治した方、亡くなった方のへのことを考えて歩くことで、少しでも皆さんの辛さを減らすことができていたらと思います。全てを分かりきることは出来なくても、このような考える場や偲ぶ場、話せる場を設けることで想いを共有できるのでこのプロジェクトがあって良かったと思いました。

  この他にも、たくさんの発表や活動があり、全てではなかったのですが、見たり、聞いたり、体験したり私も楽しみながら参加することが出来ました。大腸や口腔のガンを内視鏡で見つけることを体験できるコーナーがあり、そこで中部病院の医師の方がいました。1番見つかりにくいガンやガンと宣告されてから10年以上生存する方の確率などお話してくれました。特に見つかりにくいのは、すい臓がんで臓器の膜がとても薄いため、転移しやすいと聞きました。また、10年以上生存する方の確率がとても多く医療がとても進んでいるのだと感じました。喫煙についてもお聞きしたのですが、禁煙する方が今より増え、がんの原因でもあるので少しでもガンで苦しむ方が減っていくことを願いたいと思います。私の父も禁煙できていないので、私の力では完全とはいかなくても、禁煙につなげてもらえるように手助けをしようと思いました。そして、鬼剣舞などの披露もあり、元気が出て気分が晴れるようでした。ガンのことを短い時間でも忘れることができるような気がしました。

  私は、このプロジェクトに参加して本当に良かったです。看護師を目指すものとして改めて頑張ろうと思いました。患者さんのそばで何ができるのか、これからもっともっと深く考えていきたいです。これから先、個人的にも看護師になってからも参加していきたいです。次は、夜のルミナリエを見ながら、歩きたいです。

「何も知らなくていいことなんてないんだ」

“sy”さん

 正直、リレーフォーライフジャパンがどの様なイベントかイメージがなかなか湧きませんでした。日本では48箇所、世界では30ヶ国とは聞きましたが、ニュースでも見たことが無く、このボランティアで見たこと・知ったことがすべて初めてでした。私は幸い身近にガンを患ったことのある人がおらず、ガンとは縁遠い世界にいました。しかし、ルミナリエを並べている時に不意に目に入る感謝の言葉や届いて欲しいメッセージが、心を締め付けました。その時「何も知らなくていいことなんてないんだ」と感じ、ボランティアとして出来ることをやろうと思いました。

 みちのく民俗村に行くこと自体初めてだったのですが、木々が生い茂り、池も中央にあって自然豊かな場所だという印象を受けました。池の周りには竪穴式住居や古民家が立ち並び、スタンプラリーを通して歴史にも触れることができました。また、演舞場では、相去鬼剣舞や太極拳など普段見れない文化や芸能に触れることができ、出演者の皆さんがそれぞれのがんに対する思いを形にして、表現しているということが分かりました。スタンプラリーの途中で、雨が降ってきたのですが、すぐにビニールをルミナリエにかぶせ、雨から守ることができました。最後にいただいたお話にもありましたが、「今まさに戦っている人や、空にいる家族・友人・恋人への思いが詰まったルミナリエ」を雨にぬらすようなことがなくて本当に良かったです。私たちボランティアの行動が誰かの思いを守ることにつながればいいなと思います。

 私は今回イベントのお手伝いをするボランティアとして参加したと同時に、看護学校で医療従事者を目指す一人の学生でもありました。リレーウォークのルートの傍らには、同じくイベントに参加していた企業などのブースがあり、内視鏡の体験をさせていただきました。パッドの画面越しに見る大腸や食道は新鮮で、内視鏡検査は高度な技術が必要だということが分かりました。内視鏡の体験をしていた時に、中部病院の先生とお話する機会があり、リレーフォーライフジャパンならではのガンにまつわるお話や、禁煙に関するタバコのお話をお聞きできました。医療従事者を目指す学生としてはとてもいい機会になりました。

 リレーウォークはコースに坂があり、天気も蒸し暑かったり弱い雨が降ったりもしましたが、終始和やかな雰囲気で、たくさんの人ががんと24時間闘うがん患者をサポートする決意を再確認することができました。リレーウォークのコースの両脇に並べられたルミナリエを後ろ向きに歩いてゆっくりと眺めながら進む人もいて、がんに対する思いが少しでも広まればいいなと思いました。

 今回このリレーフォーライフジャパンに参加して、ボランティアとして・看護学生として・岩手に生きる人間として良い経験になったと同時に、がんと闘う人の力に少しでも貢献できていればいいなと心から思います。

アンケートから

  • 家族(父)ががんになったことを思い出した。将来看護師を目指しているので、一人で病気と闘う患者さんのこころや身体の様子を感じ取って少しでも楽にしてあげたいと思いました。
  • 今健康で過ごせていることへの幸せと、大切な家族をもっと大事にして生きていきたいと思いました。
  • 病気になった時の不安を話せる人がいるとか、話せる場があって様々な人が知っているということが大切なかなと。… 2人に1人ががんになると言われているからこそ他人事ではなく考える機会があってもいいかと思う。知らない人だからこそ話しやすいこともあるのかな~。
  • ボランティア活動をさせていただき、本当にありがとうございました。とても良い経験ができました。特に「歌で身体とこころをリフレッシュ」がとても楽しかったです。歌でこころをきれいにしたり、楽しんでできることが音楽の良いところだなと思いました。このボランティアに参加できてとても良かったです。
  • がんになっても一人暮らしでも安心して暮らせること。拠点・専門以外の病院でも同じようにケア・サービス・サポートが受けられること
  • 父ががんになった時、父も大変かと思いますが、家族の支え、特に家族が笑顔でいることが大切だと思いました。
  • 両親、祖母、叔父、叔母、義母、、、みんながんに天国に連れて行かれました。残された家族は天寿をまっとうして皆に会いに行きます。自分の最期は笑っていたいです。家族にも笑ってほしいです。
  • がんになったらば、まずびわの会に相談に行きます。わかっていると心強いです。皆様お疲れ様です。
  • 私の母もがんでした。今は治って元気なのですが、いつ誰ががんになるかわかりません。1日1日がとても大切な時間だと思います。
  • 7年前に主人を肺がんで亡くし、息子が福祉の仕事勤めで、去年よりこの活動に関わっています。母として、今日初めて参加させていただきました。今このメッセージを記していて感じましたこと、心温まる良い日だったと感じました。
  • 昨年末主人をがんで亡くし、一人暮らしとなって日々悲しみの中にいましたが、ふさぎ込んでもいられないと少しづつ外に出て、友人と交流しています。初めて参加し、主人へのルミナリエも出させていただきました。来年もまた参加します!
  • この場に参加して、支え合う人がいるということを確認できました。
  • 毎日過ごすことが幸せなんだと感じました。これから1日1日を大切に生きたいと思います。
  • ほんの少しだけの参加でしたが、気持ちよく歩かせていただきました。
  • 健康が一番だと思いました。
  • 自分もがんになりたくないので、今朝ピロリ菌の検査をしてきました。啓発活動は大事ですね。
  • 一生のうち、2人に1人ががんに罹患する世の中、今はケアギバー、でもそのうち身近な人も自分もサバイバーになるでしょう。その時、少しでも自分らしくいきられる世の中だと良いと思い活動しています。
  • もう少し広い範囲を歩けるといいです。
  • まず開催関係者に感謝します。どんなものかと初めてきました。多くの皆様の支援によって、がん制圧活動が推進されることに励みとなります。1年8か月が過ぎて抗がん剤を継続しています。
  • 病院は嫌いだけど、必要も考えさせられた。
  • いつも病んでいる人に寄り添いたいと思います。
  • がんになった人のために、もっと職能を高めて極めていきたい。がんによって亡くなった母を久しぶりにち近くに感じられた時間でした。
  • 母の介護を終え、たくさんの方々の支えがあり、その経験から自分の残された時間を大切にするためにも今年は仕事を辞め、「日々是好日」をあらためて感じています。いろんな病気、自然災害と背中合わせかもしれませんが、日々小さな幸せを見逃さず、私も誰かのお役に立てるようになりたいと思います。スタッフの皆様、準備当日とお疲れ様でした。(究極の幸せ:人に愛される、人に褒められる、人に必要とされる、人の役に立つ)
  • 岩手開催のRFLは初めて参加さえていただきました。民俗村は全体を利用して、色々工夫された企画、、、感動!!そしてとても感心しました。リレーフォーライフのあり方をとても勉強させてもらいました。これからもお互い、がんばりましょう!夜のルミナリエ、楽しみです。
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